さらば日本人~スーパーカブ世界1周記~

ママチャリで日本一周してました。バイクに乗って世界一周をします。その他諸々の旅日記

9/5(月)〜9/25(日)帯広バイト滞在記

バイトしまくってて日記書く暇なかったのでここでざっくり書きます笑

 

3日か4日に1度休む位のペースで、農業バイトに行ってた。馬鈴薯掘り、キャベツ収穫、除草作業、コーン収穫、玉ねぎ収穫、サヤエンドウ等等、、、

 

馬鈴薯(じゃがいも)が1番多かったなぁ…。日当は大体10,000円ほど。なかなか悪くない日当。途中、休憩時間にお菓子、ジュースがふるまわれる。農家さんによって、どんなお菓子、ジュースが出てくるか分からないので、これは楽しみの1つであったりもする…。こんにゃくゼリーや、ソーセージパンが出てきた時は嬉しかったなぁ…。

 

さやえんどうの収穫や除草作業は、お任せ形式で自分のペースでやれて、やりやすかった。

そういえば北海道の蚊は、本州の量より質が悪い。でかいし、めちゃめちゃしつこい。あとかゆさが本州の蚊よりかゆい。除草作業の時に、いっぱい出てきた。

 

雨の日に、泥沼のようになった畑に繰り出し、キャベツを収穫した日もありました…笑。1日中雨なので、さすがのレインコートもだんだんしみてきて寒い…笑。寒さを紛らわすため、畑のなかで忙しく動きまわりながら、体を温める。休憩の茶菓子だけが、心の支えだったなぁ…笑。

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給料が振り込まれず、お金が足りなくて始めたバイト生活。しかしここまで長期滞在してなければ、知り合えなかった人や、仲良くなれなかった人もチラホラ。宿泊者の中には、仲良くなって、私の本を買ってくれた人もいた。

 

人は都合の悪いことが起こると、「ついてないなぁ」と言いがちだが、それはナンセンスだぜ‼︎笑。物事はその後どう転ぶか分からないので、その災難にぶち当たらないと出会えない人がいたり、気づけないこともある。また、もっと大きな災難を避けるために、あえて小さな災難でカバーされていたと言うパターンもある。災い転じて福となす。塞翁が馬。今日も最高です!笑

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ライダーハウスヤドカリの話もいろいろ聞けた。50年位前からあると。そういえば地元の年配農家さん達も、みんな知ってた笑。今のオーナーがやって来たのは、ガラケー真っ盛りの時代。その前は変な雰囲気のおっちゃんがオーナーやってたのだとか笑。

 

前オーナー時代は、ライダーハウスと言うより、タコ部屋+労働派遣所といった感じで、宿泊者に仕事を紹介しては、宿賃をいただき、さらには紹介料としていくらかピンハネしてたのだとか…笑。西成の手配師かよ‼︎笑。そんなわけで前オーナー時代はまぁまぁ儲かってたそうな。

 

今のオーナーに切り替わってからは、これはいかんということで、旅人以外の宿泊者は一掃笑。働きながら7年位滞在していたと言う強者もいたらしい笑。仕切りの無い蛸部屋に7年はなかなか強者ですね笑。

 

今のオーナーになって、最初の頃の旅人は、死に居場所を求めてくる人など、訳ありの人が多かったのだそう。自分の人生から不要なものを切り捨てていったら、最後に「旅」だけ残った。と言う人もいたのだとか。

 

日本一周の看板が増えたのは、2012、13年ごろから。ブログが世の中で流行り始めた頃。確かに、この辺からチャリダーが激増した記憶がある笑。私も日本一周ブログなどを見て、旅に感化された1人であるし。

 

当時の旅人たちは、ブログをやっている人も多く、アクセスランキングを競うため、ライハに滞在してはパチパチパチパチと、キーボードをひたすら叩いていたのだとか。一時期満喫みたいな雰囲気になってたのだとか笑。

 

現代の旅は、ブログからSNSへと移り変わり、アクセス稼ぎからいいね稼ぎへと姿を変えている。いいねが欲しいからこの食べ物食べる。映える場所へ行く、映えるシチュエーションを設定する。SNSがあるから繋がれる人もいたり、出会える場所もある。しかしのめり込むと、だんだん自分の為の旅が誰かの旅になってくる…。誰のための旅か、そして誰のための人生か。ぜひブレずに旅したいものですね!笑

 


現代の旅は、楽しみ、レジャーの色合いが強く、昔の旅は、全力を賭けて、人生に問う!的な色合いが強かった。インターネットが発達した今、か弱い女子が一人旅することも造作もない時代となった。楽しい旅だと、快適な代わり、あまり記憶に残らない。苦しい旅だと、気づきが多かったり、意外と人と出会いやすかったりする(人の力を借りないとどうしようもない場面もあるので)。そういう意味では、俺は昔のインターネットのない時代の旅の方が好きかなぁ…笑

 

明日、旅を再開するぜ!笑