7/28 旅9日目　愛媛県波方運動公園→香川県レムの里道の駅 - さらば日本人～スーパーカブ世界1周記～

朝、トマトとキノコのコンソメスープを食す。トマトは生も煮てもイケるから万能だ。

香川県庁目指して走る。昼は香川のうどんを絶対食べると決め込んでそれまで我慢する。香川に入ってすぐ、7年前食べたうどん屋を発見！勇足で行くも、まさかの13時閉店笑(この時14時過ぎ)。異文化最高ですね！笑

途端に力が抜ける。仕方ないので、近くの道の駅でうどんを食べる(一応香川県のうどんだし良いだろうと自分に言い聞かせる)

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道の駅の東家で突っ伏して寝る。疲れていたのか、30分くらい動けなかった笑。おかげでスッキリする。暑さが気になってきたので、自販機に自然と手が伸びてしまう。

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途中日本一周チャリダーに会う。赤茶けた肌と爽やかな笑顔。ああ、チャリダーだと、懐かしい気分になる。海外を旅しつづけた日本人が、久々に日本人に会えた時のような、同胞に会えた気分に近いと思う(海外旅し続けた事無いけど笑)

しばし旅談義に花が咲く。お互い一人者の孤独な旅。共感出来る相手もあまり居ないので、久々の会話は余計に楽しい。

旅の安全をお互い祈り、出発する。四国のルートは一緒なので、また途中で会うかも。

交通安全の石碑も国道11号道路沿いに見かけた。急いでいたが思わず立ち寄って、手を合わせる。手を合わせる場所なのかは分からないが、自然とそんな気になった。石碑を建てるには、誰かが思い立ち、それなりの経費、労力、時間、手間をかけて作っている。それをした理由は分からないが、きっと昔この辺りは事故が多かったのではないか。車線は2車線しかなく、かなり混んでいた。そして両脇には民家や店が多く立ち並んでいる。確かに事故は起きやすそうに見える。そんな中、これではいかんと、町の偉い人が一声上げて祈りと啓発の意味を込めて石碑を作らせたのではなかろうか。そんなふうに思索を巡らすと、日本人が古来から持っている信仰や、仏像や神社などの建築物などに込める願いと似ているような気がして、日本人の歴史の深さ、そして自分にも日本人の血が流れている誇りのようなものを感じずにはいられないのであった。

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