11/1(火) 旅105日目 神奈川快活→神奈川賀曽利邸
快活クラブにて起きる。昨日はかんいちさんに良くしてもらった後、近くの快活まで行って泊まったのだ。快活は、ポテトが名物だったが、もうなくなってしまったそうだ…。なんと言うことか…。仕方なくトースターを食べる。焼きすぎて、真っ黒になってしまった!
朝支度をして、9時過ぎには出発する。そのまま走り、国道246号線沿いのシグナルと言うバイク屋さんへ。賀曽利さんオススメのバイク屋だ。kasoriさんから聞いてきましたと伝えると、オイル交換安くしてくださった!店主と賀曽利さんエピソードで盛り上がる。
そして賀曽利邸に着く。賀曽利さん落ち着いた様子で出てこられる。おうちに荷物を犯してもらい、早速お昼を一緒に食べに行く。
ココスにて賀曽利さんに色々とインタビュー& Talk。賀曽利邸にもその後お邪魔して、いろいろ話を聞く。旅の話や食文化の話などいろいろ。青森と岩手には、一戸や二戸など、八戸まで数字の名前の地名がある。戸めぐりなんかもやったことがあると教えてくれた。じゃがいもはジャカルタから来たからじゃがいもと言うのだとかも。
人間は所詮、自分のためぐらいにしか生きれない生き物だから、あまり世のため人のためとか細かい事は考えないほうがいいと教えてくれた笑。
自分の人生だけ考えて生きたらいいと。でも、周りの人に優しいkasoriさん。俺にもよくしてくださる。Kasoriさん。それもきっとご自身にとって楽しいことなのだろう。
近くの宿をとっていただき、夕食は奥さんと一緒にラーメンを食べに行く。オロチョンラーメン。利尻のラーメンと書いてたっけ。なぜかこの辺は豚丼もあったりと北海道グルメはちょこちょこある。
夜、写真を撮って、宿の前で別れる。今回の旅のメインイベントはこれで満たされた!旅の途中に、kasoriさんに会いたかったので、大変満足だ!
10/31(月) 旅104日目 多摩けんぺー邸→神奈川かんいちさん
けんぺー邸にて朝起きる。朝7時起床と、なかなか早起きだ。家の近くの多摩川を散歩しながら、下ネタの話で盛り上がる。
玄米、味噌汁、唐揚げ等の朝飯を食わせてもらう。けんぺーでも大変お世話になった!ありがとうございました!
関東圏は会う予定の人が多い。今日はバイク旅で、昔から有名な藤原寛一さんに会う予定だ!50 CCのカブで日本一周したかんいちさんの本は、ママチャリ旅の本を書く時にも参考にさせて頂きましたよ!かんいちさんが本を出してたのは、90年代後半位だったから、もう30年近く前になるのか…。
約束していたフォルクスに行って、かんいちさんと会う。思ってたよりなかなかおしゃれな雰囲気だ。本とか雑誌で読んでた旅人のイメージだったもんで。。まぁでも都会に住んでたらおしゃれにもなりますよね。ハンバーグなどご馳走してもらう。
食事をご馳走してもらいながら、昔の旅の話も聞かせていただく(かなり贅沢だと思う)。
インドを旅していた時、信号待ちをしていると、すぐ隣の道端で死にかけている人と目が合い、どうしていいか当時はわからなかったと。私もこのような状況に陥ったら、困惑するだろうが、この場合にどうすべきと言う正解は多分ないと思う。
世の中を忙しく生きている人は、腕にてんとう虫が止まってもほとんど気づかず、気づいても払い退ける人が多い。
心に余裕があれば、好きなようにくっつかせてあげたり、話しかけたりもする。幸せも不幸もそもそも存在せず、ただ起きた出来事だけが存在する。それを幸か不幸かと判断するのは私たち次第。ならば、どのような出来事でも良いように捉えたほうが得だと。
旅は、自分探しの代名詞としてよく用いられるが、俺の場合はちょっと違って、自分創りのようなものである。旅を続けることによって、自分の中にぶれない芯や、信念が出来上がっていくのを感じている。
サハラ砂漠では、夜になると星と地平線が一緒の高さにあるそうだ。星は普通見上げるものだが、まっすぐ見据えた先に星がある景色だそう。当たり前だが、360度星と砂しかないので、自分の背後にも星空が広がっているのが感覚的にわかるそうだ。かんいちさんも、賀曽利さんも砂漠が好きと言っていた。生きるか死ぬかのピリピリした感じがいいらしい。俺も砂漠に憧れるなぁ…。
ずっと旅人として活躍してきたかんいちさんだが、彼も最初はまともな仕事に就かず旅し続けるのは怖かったと。しかしそれ以上に好奇心が勝ったそうだ。そして自分の旅を喜んでくれる人や応援してくれる人、ライターや写真の仕事をくれる人やスポンサーになってくれる人がいたから、それを励みに旅の道を進めたと…。人は、1人で楽しむだけでは、物事を続けられない。行き詰まってしまう。自分が楽しく、相手も楽しく、世間も受け入れてくれて初めて持続できる…。
自分が楽しんでいることを人に伝えて、相手のためになり、相手がまた周りに良い影響出してくれたら、循環していくはずだ。
さすが、長年旅をし続けてきた人の言葉は重みがありました。自分が好きで続けていた旅が、知らない間に誰かとつながったり、その誰かがまた別の誰かとつながったりして、気づいたら大きな1つの輪ができていたと言う話は不思議だけど、いい感じで、どこか運命づけられているようなそんな感想を持った話でした。
俺も、人生で大きな輪を作ろう!
あ、そういえば後日、寛一さんのおかげで雑誌インタビュー載せて頂きました!ありがとうございました♪
計400円
total 214,193円
内ガソリン 25,963
走行
total 39,145km
10/30(日) 旅103日目 千葉ソーマ邸→東京けんぺ〜邸
朝は早起きする。今日は千葉を少し観光して、東京の旅仲間のけんぺー邸へ行く。もう11月手前の気候なので、朝の冷え込みが激しい!バイクだともろに寒いので、トイレが近くなる!
まずは観光に、鹿島神宮へ行く。向かっている途中で、大きな川を越えると、水上に巨大な鳥居があるから行ってみることに。水上の鳥居と言えば、厳島神社の大きな鳥居が有名だが、あれより2メートルほど大きいとのこと。でも、ちょうど正面から見れる場所が、住宅街を抜けないと来れないところなので、近くに見る人はほとんどいなそうだぞ!
鹿島神宮も、先日行った御岩神社と同じく、なかなか見所の多い神社だった。やはりこういう場所に生えている木は、太くて立派なのが多い。この辺からパワーを感じる。
特に印象的だったのが、さざれ石。国家にも出てくる有名な石で、生で見たの初めてだった。石灰石が長い年月をかけて、凝固し、巨大化したもので、それが苔のむすまでと言っている位なので、それだけ長く栄えて欲しいと歌の中で願っているらしい。ちなみに日本国歌は明治26年の世界国歌コンクールで、特賞とったのだとか。
塚原卜伝も祀ってあった。戦国時代に生まれた剣豪だそうで、幾多もの真剣勝負の中で、1度も負傷をしなかった、凄腕の剣士なのだそう。この鹿島神宮にも、1000日間こもり、「1つの太刀」という必殺技を会得したのだとか。「剣は人を殺す道具にあらず。人を活かす道なり」と言う真理も獲得したらしい。
神社に行くと、要石というのがちょこちょこある。要石とは、地震を抑えてくれる石と言われているのが主だ。頭だけ出すように、ちょこんと土から突出している。
その後、日本地図を書いた、伊藤忠敬記念館へ行く。近くの街が、倉敷の美観地区を彷彿とさせた。若い頃は事業をやってたみたいだが、実際に日本地図を描く旅に出たのは、50過ぎてのことだと。すごいぞ! 50過ぎたら、もう大した事はできないと嘆く人も多いが、人生は、中年を過ぎたあたりからが、本当に面白くなってくるのかもしれない。
銚子の犬吠埼に行くつもりだったが、途中で香取神宮があったので行ってみることに。香南市の近藤さんに、ここにも香取神宮がありますねと伝えると、ここが香取神宮の総本山だと。ここもなかなか大きな神社だった。
力石と言うのもある。力石とは、昔の若い男どもが、互いの力を競い合うために持ち上げた一子のこと。1番重い石を持ち上げたものは、その石に名前を刻んでいたりする。そしてここにも要石が置いてあった。
その後はちょっと買い物したりして、日が暮れて東京のけんぺー邸へ着く。Facebookでやりとりはしていたが、実際会うのは初めてだ!リヤカーで、日本一周をしてた健脚の持ち主だ!リヤカー旅の話を聞いてて、結構面白かった。やっぱりリヤカーのような、歩き旅をしていると、声をかけてくれる人が多いのだとか。加えて、リヤカーに富士山の模型もくっつけてたから、有名人みたいにめちゃめちゃ声かけられたと。なかなか面白そうだ!
けんぺー氏から、温泉に連れて行ってもらったり、晩飯をご馳走になったりと色々と施しを受ける!ありがたや!東京といっても、多摩川が近くに流れる場所だったので、郊外といった感じ。落ち着いた雰囲気の街だったぞ!
その晩は、けんぺー邸でぐっすり休ませてもらう。
10/29(土) 旅102日目 千葉県ソーマ邸
朝、遅めに起きた。
洗濯したり、洗い物をしたりして、ソーマ邸を出たのが昼過ぎだ。
今日は、納税日本一の斉藤1人さんのお店「1人さんファンのお店」に行ってみることにする。千葉の成東にあるお店だ。
お店につくと、店員の女性さんが出迎えてくれた。1人さんのお姉さんが働いていると言うことだが、たまにしか来ないらしく、今日は来てなかった。残念。しかし1人さんのDVDを見たいと思い、聞いてみると見せてくれることに。
初めて1人さんのご尊顔を拝む(DVD越しだが)。
2000年頭位の映像だったので、ちょっと古いが。もっとおじいさんみたいな顔かと思ってたが、目鼻立ちのしっかりした感じ。野口英世っぽい顔をしてたぞ!
信念に根拠はいらない。私の人生は私が決める。たとえ釈迦やキリストがなんと言おうが、自分の信念を曲げる必要は無い。起こった出来事は全て自分に都合よく捉える。そんなことを言っておられたのが特に印象的だった。
1人さんの昔話も聞けた。兄弟が多く、体は弱かったけど、違うと思ったことがあると喧嘩も恐れずしていたと。青汁は、会社を建てる前はお姉さんと共同で作っていたと。1人さんの滋養をつけるためだったのかな…。
ファンのお店が、最初できた頃は、お店に来た人にすいとんを振る舞ったり、みんなで踊ったりわちゃわちゃしてたらしい。なかなか楽しそうだ!その時代、その時代に良さがあるんですね。
1人さんが今どこで走っているかはみんななかなか知らないらしい。高級車で走っているイメージだったが、みんなで車旅するのが好きとの事なので、ワゴン車で走る機会も多いそう。
東北あたりをよく走ってると聞いたので、ひょっとしたら、賀曽利さんともお会いしてるかな…笑。いつか1人さんと日本の話をしてみたい。
↑一人さんが行ってたラーメン屋
美味かった。
その後は、1人さんがよく行くと言うお寺に行ってみた。浪切不動院。赤い櫓の寺院が印象的だった。石像がいろいろ置いてあって、面白かったぞ。
ソーマ邸に戻ると、ハブ酒を出してくれた。なかなか強烈な味だったぞ!
10/28(木) 旅101日目 千葉ソーマ邸滞在
今日は千葉県庁へ行く。ソーマ邸にて朝ダラダラしてて、皿を洗い、洗濯を干して、県庁へ向かう。車をし。渋滞の中、1時間ほど走り、県庁へ。
県庁にて、スタンプをもらい、写真も撮る。
夜、渋滞をすり抜けながら何とか帰路へ。茄子の炒め物と米を食べ、満足だ!ソーマくんと、「君の名は」をしばし鑑賞する…。
10/27(木) 旅100日目 茨城道の駅かさま→千葉ソーマ邸
夜中、おじちゃんに通報される笑。俺がバイクの周りに荷物を置きっぱなしで、バイクの近くからしばらく離れていたので、行方不明だと思ったらしい。。いらぬことを…。
おじちゃん、「赤ちゃんのオムツ取り替える部屋で寝たら?」と、警察の前で俺に言う。
警察もいやそれは…と言っているし、俺も警察の前で、はいそうしますとは言えるわけがない笑。
取り調べが終わり、警察とおっさんがどっかに行って、俺はこっそりトイレで寝る。道の駅の中には、障害者用トイレでなくても、やけに広い個室トイレがあったりするんだぜ。
朝4時位に目が覚める。朝カレーとスープを食す。食べてから、八大龍王の御岩神社へ向かう。10時過ぎに着く。結構なパワースポットみたいで、境内案内図を見ると、いろいろ見所がある。雰囲気もなかなか良く、きれいな苔がいっぱい生えていた。
奥に進むと、坂道が出てきて、ちょっとしたトレッキングコースみたいだったので、この先を進むと、何があるのだろうと、近くの人に尋ねる。この先にご神体があるから、一緒に行かないかと。せっかくだから行きましょう!旅は道連れ。30分ぐらい歩きながらいろいろ話す。最近思うことが色々とあり、心を清めたいと思って群馬から来たと。人生いろいろですね!
一緒にお参りをして仲良くなる!俺と出会えたことに対して結構喜んでくれてた!よかったよかった。また会いましょう!
その後、足崎城跡地に行く。城の跡地なんだけど、結構有名な心霊スポットでもあるらしい。確かに雰囲気がまがまがしいぞ!もともとは沼地だったみたいだけど、埋め立てされて、今のような畑に囲まれた小高い丘の土地みたいになってる。お化けはいなかったけど、ギター弾いてるおっちゃんがいた笑。
そういえば、この辺はセコマ様がたくさんある。すごいぞ茨城県!その後、茨城県庁へ。まぁまぁ大きくて立派だった!
日も暮れて、夜間の寒中の中、ソーマ邸へ。ソーマくんもチャリ日本一周仲間だ!体がとても冷えきっている!温かい鍋と串イカをご馳走になる!風呂も入らせてもらい、生き返る!食事のおかげで体が温まる…。次は千葉県庁だ!
使ったお金、1,007円
トータル 207,764円
内ガソリン 24,332円
本日の走行 206km
トータル 38,648km
10/26(水) 旅99日目 埼玉たーゆー→茨城道の駅かさま
朝、とてもよく寝れた。30,000円の寝袋はやはり違うぞ!
出発間際に、青沼さんや藤掛さんが差し入れをくださる。カレーとご飯、お酒(たーゆーから)、フロントスタンド、ネックウォーマーなどなど…。こんなにもらってえのだろうか…。大変助かります!
↑朝飯のシチュー、うどんを作るたーゆー
今回はかなり急な訪問だったが、タイミングが良く、大変よくしてもらえたので、とてもありがたかった!ささやかながら本はプレゼントさせていただいた!そして今日は栃木県庁へ。群馬県庁に引けを取らない。なかなかのグレードの高い県庁。来庁スタンプが4種類あるらしく、キャラクターの柄とかいろいろあるらしい。どの場所にどのスタンプがあるか聞いたら、そこまではわからんと。なにそれ!宝はこの世のどこかに置いてきた的な?いろいろ探して、15階の展望ホールにいい感じの来庁スタンプがあった。このフロアにも、レストランや展示物などいろいろ豪華に装飾されていた。。
そのまま茨城県へ!ママチャリ旅の時すら来てない県!国道4号通り、ひたすら続いた関東平野を抜けて、田んぼと林のある村っぽい地域へ。いい感じの景色だ!
そういえば、今日の食事は、お昼は雨とお菓子だけだった。朝は、シチューとうどんの謎の組み合わせだった!先日手に入れた一里飴はいいぞ!持続力が増すぞ!