10/31(月) 旅104日目 多摩けんぺー邸→神奈川かんいちさん
けんぺー邸にて朝起きる。朝7時起床と、なかなか早起きだ。家の近くの多摩川を散歩しながら、下ネタの話で盛り上がる。
玄米、味噌汁、唐揚げ等の朝飯を食わせてもらう。けんぺーでも大変お世話になった!ありがとうございました!
関東圏は会う予定の人が多い。今日はバイク旅で、昔から有名な藤原寛一さんに会う予定だ!50 CCのカブで日本一周したかんいちさんの本は、ママチャリ旅の本を書く時にも参考にさせて頂きましたよ!かんいちさんが本を出してたのは、90年代後半位だったから、もう30年近く前になるのか…。
約束していたフォルクスに行って、かんいちさんと会う。思ってたよりなかなかおしゃれな雰囲気だ。本とか雑誌で読んでた旅人のイメージだったもんで。。まぁでも都会に住んでたらおしゃれにもなりますよね。ハンバーグなどご馳走してもらう。
食事をご馳走してもらいながら、昔の旅の話も聞かせていただく(かなり贅沢だと思う)。
インドを旅していた時、信号待ちをしていると、すぐ隣の道端で死にかけている人と目が合い、どうしていいか当時はわからなかったと。私もこのような状況に陥ったら、困惑するだろうが、この場合にどうすべきと言う正解は多分ないと思う。
世の中を忙しく生きている人は、腕にてんとう虫が止まってもほとんど気づかず、気づいても払い退ける人が多い。
心に余裕があれば、好きなようにくっつかせてあげたり、話しかけたりもする。幸せも不幸もそもそも存在せず、ただ起きた出来事だけが存在する。それを幸か不幸かと判断するのは私たち次第。ならば、どのような出来事でも良いように捉えたほうが得だと。
旅は、自分探しの代名詞としてよく用いられるが、俺の場合はちょっと違って、自分創りのようなものである。旅を続けることによって、自分の中にぶれない芯や、信念が出来上がっていくのを感じている。
サハラ砂漠では、夜になると星と地平線が一緒の高さにあるそうだ。星は普通見上げるものだが、まっすぐ見据えた先に星がある景色だそう。当たり前だが、360度星と砂しかないので、自分の背後にも星空が広がっているのが感覚的にわかるそうだ。かんいちさんも、賀曽利さんも砂漠が好きと言っていた。生きるか死ぬかのピリピリした感じがいいらしい。俺も砂漠に憧れるなぁ…。
ずっと旅人として活躍してきたかんいちさんだが、彼も最初はまともな仕事に就かず旅し続けるのは怖かったと。しかしそれ以上に好奇心が勝ったそうだ。そして自分の旅を喜んでくれる人や応援してくれる人、ライターや写真の仕事をくれる人やスポンサーになってくれる人がいたから、それを励みに旅の道を進めたと…。人は、1人で楽しむだけでは、物事を続けられない。行き詰まってしまう。自分が楽しく、相手も楽しく、世間も受け入れてくれて初めて持続できる…。
自分が楽しんでいることを人に伝えて、相手のためになり、相手がまた周りに良い影響出してくれたら、循環していくはずだ。
さすが、長年旅をし続けてきた人の言葉は重みがありました。自分が好きで続けていた旅が、知らない間に誰かとつながったり、その誰かがまた別の誰かとつながったりして、気づいたら大きな1つの輪ができていたと言う話は不思議だけど、いい感じで、どこか運命づけられているようなそんな感想を持った話でした。
俺も、人生で大きな輪を作ろう!
あ、そういえば後日、寛一さんのおかげで雑誌インタビュー載せて頂きました!ありがとうございました♪
計400円
total 214,193円
内ガソリン 25,963
走行
total 39,145km