8/13（土） 旅25日目 苫小牧→長万部あやめ公園
キザキさんの友人宅にて起床。ドローンの事など、話をいろいろ聞く。昔はヘリコプターのラジコンを飛ばしていたとか。ヘリコプターラジコンに比べりゃ、ドローンは全然簡単だそう。ヘリコプターラジコンは、値段も難易度も高く、ドローンよりも敷居が高かった。
奥さんが朝ごはんに、梅と明太子の握り飯をくれた。美味い！水は湧水で、世界有数レベルの貴重な湧水なのだとか。水源は俱多楽湖。そう言われてみると美味い気がしてきた！笑
朝一でキザキさんと温泉に行く！地元民しか知らないような自然の炭酸温泉！温泉特有のヌメリ。素晴らしい湯でした！
出発と思いきや、忘れ物をして一度戻る笑
今度こそ出発！俱多楽湖へ向かう。
綺麗なまん丸の形をした湖。波のせせらぎが心地よい。湧水の味も最高だ！
少し先に進むと硫黄の臭い！山肌からガスが噴き出している。山の麓には煮えたぎった沼が。観光しようと降りて行くと、観光料200円と^^;
色々見れて満足なのでヨシ！
長万部まで走るも、物産館の食い放題は残念ながらコロナのため休止中と。残念。
仕方ないのでセコマ様へ。
100円パスタのオリーブチキンが最高だった！オカズはきゅうり！
そして地球岬へ。観光地化した岬。売店からさとう宗幸の「地球岬」が流れてくる。初めて聴く曲だが、現地で聴くと、ジーンと込み上げてくるものがある。。
さとう宗幸の曲を口ずさみながら、長万部へ！途中また道を間違える笑。白鳥大橋は125以下はダメなんだよ…
長万部の公園に着く！ブシューブシューという謎の音が夜中まで鳴り響いていたが、何とか就寝！
費用
駐車場 200
ガソリン 412
昼食 349
間食 127
夕飯 695
計1,789
total 75,170円
内ガソリン 6,929円
走行距離 169km
total 31,417km
8/12(金) 旅24日目 敦賀フェリー内→北海道苫小牧
この日はフェリーの移動ばかり。360℃オーシャンビューの宿。そう考えるとそこら辺のホテルよりだいぶ豪華と思う。日本海を眺めながらの露天風呂は中々最高！
キザキさんからメールあり、ちょうど苫小牧に居ると。グッドタイミング！会いましょう！
キザキさんは前回のママチャリ旅の時に山口の道の駅でお世話になった方。その後も京都や北海道に渡る際もお世話になった。
荷積して、北海道上陸！7年ぶり！ヒヤリとした風がお出迎え！
キザキさんと落ち合う。今日泊まるところに連れってあげると。助かります！！60kmの速度でVOLVOキザキ号を追いかけ、キザキさん友人宅に着！
少しおしゃべりして、併設されたスーパーハウスにて就寝！
走行距離 67km
total 31,248km
8/11(木) 旅23日目 塩津浜あぢかまの里→敦賀フェリーターミナル
塩津浜の道の駅にて起きる。開け方、パラパラと雨に降られるが、被害は何とか少なくて助かった！
朝の日照りで寝袋など乾かして、出発！8号線を沿って、福井県庁へ向かう予定。途中、渋滞に巻き込まれる。土砂崩れの影響か。中々進まず、日に照らされ暑い思いをする。
横をすり抜けたりして、何とか渋滞を切り抜ける。
その後はひたすら快走路！8号線を走り、福井県庁へ！かなりデカかった。今日は山の日。祝日だが、フラッと出入り出来る緩さ笑。スタンプも勝手に押してくれと言わんばかりに受付に置いてある笑笑。
県庁を出てある事に気づく。そういやさっき県庁でフェリーの絵柄を見た。そうか福井からも北海道に行けるんだ。北海道は今が旬。何故ならねぶた上がりの旅人やら有給取ったライダーが涼を求めて北海道にやって来る。旅人の多い時期に北海道に行った方が、仲間も増えやすいし、情報交換しやすい！わざわざ青森から行かずとも、北海道を周ったらまた敦賀に戻ってくれば良いじゃないか！
オマケに旅の資金も切れそう笑。しかし北海道なら飛び込みの季節労働が豊富にある。前大阪で勤めてた会社が半年以上給料未払いで、そのお金あればだいぶ贅沢旅できるのだが…笑
ごちゃごちゃ言っても仕方ない！窮すれば通ず！塞翁が馬！もっと良くなるための関所に違いない笑。北海道で季節労働も一度やってみたかったのでちょうどいいじゃないか笑
決めた！今から北海道に行くゾ！笑
フェリー会社に電話すると、深夜の23時55分発の便が空いてるよと。早速予約笑。そっから折り返し8号線をuターンして敦賀へ戻る。
途中8番ラーメンに寄る。前回の旅では寄れなかったので、楽しみ。太麺ラーメン。中々美味しい。調味料が充実している。汗だくになり完食。
夜中の8号線を走る。昼の時のように混んでなくてスイスイ進む。途中近くのローソンで、カプ麺や食料を買う。船の中では割高だろうから。荷物たくさん積んだライダーに話しかける。同じく北海道行き。またフェリーで会おう！
フェリー乗り場に着き、料金払い、乗船時間まで調べ物や日記を書く。
乗船の時は、バイクは一斉にエンジン蒸して順々にフェリーに吸い込まれていく。ベタベタの体を風呂で清め、ベットに身を委ねる！
費用
フェリー 20,055円
飲み物 160
お賽銭 121
茶 130
雑貨 110
ガソリン 383
計21,894円
内ガソリン 6,517円
total 73,387円
8/10 (水) 旅22日目 大津湖畔渚公園→塩津浜あぢかまの里
渚公園にて起床。片付けをゴソゴソしてるとアメリカン風オッチャンに話しかけられる。「俺も若い頃、アメリカを車で横断したんやー」と。それと「友人もチャリで世界を周っていたが、台湾辺りで消息を経った」と。それからずっと見つかっていないらしい。
すごく大変な準備と、大金をはたいて、命を危険に晒す。一体何のための旅なのか。命を燃やして、燃やした灯りで色んな事に気づいたり出会ったり学んだりしたい。生きているという事を肌身で感じたい。
琵琶湖県庁へ行く。古くてぼろい感じ。正面は国会議事堂みたいだが、中は結構ボロボロ。経済的に豊かではないのだろうか。
途中道の駅で昼食を済ます
8号線を通って、岐阜県庁に行こうと思うが、15時前で目的地まで約60km。結構しんどい。間に合うかわからない。無難に近くの彦根城へ行く。
国宝というだけあり、何かとお金をとる。バイク駐輪でお金取られたのは初めて笑。
庭の作りや、藩主の住居は風情を感じたが、肝心の城の中はパッとせず。松江城や高知城の方が個人的に好き。
寝ぐらと決め込んだ塩津浜の公園へ向かう途中、カブ乗りのオッチャンに声かけられる。オッチャンも若い頃バイクで旅したそう。日本8周くらいしたとか笑。一度オッチャンと別れ、私が寄ったガソリンスタンドに再度来てくれて「これ、差し入れ」と。カップ麺、飲み物、パン。旅人がいかにも喜びそうなもの。ありがたや。これだけで今日一日のきつかった事は全部忘れる。
平和堂スーパーのイートインで夕食、日記を済まし、夜道の中寝ぐらに着く。真夜中の琵琶湖は不気味だった。
費用
昼 347
夕飯 578
駐輪 300
ガソリン 378
計1,603
total 51,493
内ガソリン 6,134円
今日の走行 100km
total 31,048km
8/9(火) 旅21日目 大阪西成→滋賀県大津湖岸なぎさ公園
西成にて起床。西成を出て京都に向かう。十三でお土産買って、PHP本社へ向かう。その前に京都府庁へ。すべての県庁で1番古いらしい。内装の装飾が確かにすごく凝っている。他の県庁とは1線を置いたような、尊厳のようなものを感じる。
議会室はドラマや結婚式の撮影にも使われているとか。ガイドのおばちゃんがすごく詳しく話してくれた。
県庁玄関を出ると、門番の警備員さんからいろいろ話しかけられる。感心してくれている様子。「頑張って」と、激励を受ける。
その後も、何度か車道で車の人からウインドウ越しに話しかけられたりする。関西圏は気さくな人が多い。
そしてPHP本社へ。とても歓迎される。色々とPHPを知ったきっかけや、PHPリヤカー旅の話をさせてもらう。せっかく面白い本なのだから、もっと若い人に知ってもらいたい。
PHP誌を売り歩いて、海外ツーリングの資金を作りたいのが1番だが、もしお金にならないとしてもやろうと思う。地道に給料のいい仕事で働いてお金を貯めればそっちが海外ツーリングへ行けるのに近道なのかもしれないが、あいにく普通の仕事は性に合わない。歩き旅を、いちどやってみたい。それで得るものはお金よりも多くのものを得られるはずだ。
バックナンバーも数多く見れてよかった。やはりひと昔のPHPの方が、有名でない人が体当たりで何かに挑んだり一生懸命生きている姿が描かれていて好きだ。
社員さんらに「ぜひまたいらしてください」と言ってもらえたので、ぜひ折り返しの時も寄りたい。1号線を走って、滋賀の琵琶湖近くの公園で夜を明かす。
費用
プリント20
夕食723
ガソリン445
ドンキ421
お土産1700
計3309円
内ガソリン5756円
トータル49,890円
8/8(月) 旅20日目 西成滞在
1泊1900円の宿にて起床。今日はゆっくり大阪府庁とバイクのメンテナンス、休憩を取る。とにかく暑い1日だった。移動はあまりしないが、信号で停められて、暑い思いをした。都会は特に熱がこもっている。
大阪府庁は歴史を感じる作りで、100年以上前からあるのだとか。オイルも交換して、添加剤も買った。
宿に戻り、前の職場のMさんに大阪着きましたよーと連絡すると、「会おうよ！」と。
風呂に入り、身支度整えて、街に繰り出す。
酒を飲ませてもらいながら、仕事や人生についていろいろ語り合った。
私の本をあげたら感心してくれていた。自分の本が自分が気に入った人の家の本棚に置いてあるところを想像すると、結構嬉しい。
別の人が私の旅の話を聞いて、「人生を模索してるんだろう？」と言っていたが、ちょっと違う。チャリ旅の時は住む場所や仕事生き方を模索していたが、今は旅が好きでやっている。例えるなら留学しに来ている気分だ(したことないけど笑)
本当に要るもの、不要なもの、その土地の人柄、文化、自然の事など、教えてくれる事は色々とある。
お金やスキルが増えるなんて事はないが、思い出や感情は豊かになってくる。多くの学びがある。そういうもので自分を満たしたいので、やっているだけだ。
将来はどうするのかー？と聞かれやすいが、将来もこんなふうに旅し続けたい。将来を不安がって動かないと、その不安は駆け足でこっちにやってくる。
不安の9割は不安のまま終わると思っている。ならば心配するのは馬鹿を見るようなものなので、思いっきり心の赴くまま動くべきだろう。そうこうしてれば不安はいつの間にか消えているし、時間が経てば不安は消えている。1年前不安に思ってたことを今も不安に思えている人はそう居ない。
Mさんとは、別れ際に握手して別れる。
また大阪来る時ぜひ会いたい。旅はこういうのがいい。人と別れると、また会える楽しみが湧いてくる。寂しいと捉えることもできるが、「今度会う時はこんなこと聞いてみよう、話してみよう」と楽しみも湧いてくる。
悲しみの影には楽しみがいつも隠れている。そいつを上手に見つけられる人でありたいな。
8/7 (日) 旅19日目 大阪ジーザス 邸→西成
日本一周仲間のジーザス邸にて起床。とてもよく寝た。ジーザスは昨日は朝から晩まで仕事でお疲れのご様子。要介護3級状態笑。いろいろおしゃべりしながら、日記を書いたりして、昼はカレーうどんをいただく。久々の生卵が嬉しい。改めて彼の自転車日本一周の旅の話を聞くと、ほとんどお金をかけずに旅してる。たまにもらう食料で凌いだり、雨に打たれながら走りぬけている日が多い。所持金1000円で出発して初日でその大半を使ったのは笑った。それに比べて俺は何と贅沢な旅か。毎日食料を補給できているし、晴れの日も多い。
昼過ぎに出発。見送ってくれるジーザス。時刻は14時半。また来てやーと言ってもらえる。ありがたやありがたや。
西成の安宿を見つけ、荷物を置いて、用事があったので済ませる。他の友人たちとの集まりもあったので、久々に会って話して、ゲームしたりご飯食べたりして、宿に戻る。
西成の昔の雰囲気はあまり知らないが、今はだいぶ住みやすい土地だと感じる。宿は安いし、料理も安い。かつて労働者の町だった西成は、外国人や旅人を受け入れるようになっていた。
費用
ホテル3800 (200分)
夕食1000円
電車350
飲み物60
計5210円
内ガソリン5311円
トータル 41,556円
