10/23(日) 旅96日目 長野ヨシ殿邸→群馬県下仁田
今日は数日お世話になった、ヨシ殿邸を出発する。朝起きると、ヨシ殿寝ていたので、ささやかながら朝飯を作る。喜んで食べてくれたのでよかった!別れの挨拶をして出発!
道中進んでいると、雷電道の駅と言う面白い名前の道の駅を見かける。一瞬スルーしそうになるが、名前に興味を持ち、寄ってみることに。
雷電とは、江戸時代に活躍したお相撲さんの名前だった。その人の出身がこの辺(長野県の小諸)だったので、それを祀っているらしい。
そろそろ行こうかと思っていると、ソウマさんと言う方が話しかけてくる。車でよく旅をするのだと。いろいろ話していると、面白いなと思ったので、本をお勧めすると買ってくださった!
そのついでに、「この辺に布引観音と言うものがあるから、一緒に見に行かないか?」とお誘いを受け、二つ返事で一緒に行くことに!車に乗せて連れてってもらう。
近くの布引観音と言うものを見にいく。何でも無信仰の婆さんが、1匹の牛から布をとられて、追いかけているうちに布は、手の届かないところで見つかり、何とか布が戻ってきてほしいと、必死に祈っている中で、その婆さんは石になってしまったのだと。ちょっと怖いというか哀れというか…。
なかなかのトレッキングコースで、俺とソウマさん、汗だくで登る笑。
登っている途中で、大きなわらじも見かける。
古い家では、玄関先にわらじを飾っているところもあるそう。厄払いか、ご利益的な意味があるのだろうか。
頂上には寺院があり、断崖絶壁だった。昔の人は掛けの厳削り、ここまで材料を運んで、寺院を立てたのだろうか。大変な労力だったに違いない。
ソウマさんのお話も聞く。夢があるそうで、スピルバーグを担いで、自分の映画を撮ってもらいたいとの事。沖縄の海軍の映画をスピルバーグにとってもらいたいと。スピルバーグと聞くと、ETや、ジュラシックパークなど、SFのイメージが強いが、戦争映画もよくとるとのこと!知らなかった!
彼の周りの人は、それは無茶だと言っているらしいが、やってみないとどうなるかは誰にもわからないので、俺はやってみたほうが絶対にいいと思う!上杉鷹山も似たようなこと言ってるぞ!
道の駅に戻り、相馬さんと別れる。東京に住んでいるから、こっちに来たら泊まってっていいよと。ありがたい!東京に行く楽しみが増えたぞ!
真っ暗闇の中、国道18号→国道254号を通って、群馬の下仁田の道の駅に着く。ラーメンと卵かけ、ご飯を食す。今夜はトイレで就寝だ!