10/19(水) 旅92日目 道の駅とぎ海街道→道の駅狼煙
朝6時過ぎに起きる。結構寝たが、めちゃめちゃ寒かったので、体が硬い感じがする…。テント張った場所が、トイレの母の影だったので、私が当たらずに寒いぞ!朝飯はコンソメスープと、パン2枚。
天気はとても良いが、気温は大変寒い!体が冷え切っているので、今日はあまりスピードは出せない。
日本海の景色がとても綺麗だ。海を横目に見ながら能登半島を駆け抜ける。途中輪島の道の駅で、SSTRの風間さんのバイクが飾られていた。
能登半島先端の灯台へも行く。階段を使ってしか行けない。最初間違えて、坂上の民家に突っ込みそうになった笑。灯台は真っ白で、きれいな灯台だったぞ!
途中トトロ岩などという面白い岩があった。でもこれは2枚の大きな岩が重なってそう見えるだけなので、眺める立ち位置をちょっと変えると、トトロに見えなくなる笑。
能登半島は塩が特産品みたいだ。途中の道の駅に塩の博物館と言うものがあったり、大きな塩釜もあった。天日干しで塩を作る体験もやってるみたいだ!あいにく塩を買う金はないんだ!笑
また途中には、御陣乗太鼓ノ地という石碑のある跡地もあった。なんでも上杉謙信がこの能登半島を平定(侵略)しに向かってくる時、漁民農民がその郷土愛から、古老の知恵を借りて、木の皮のお面をかぶり、わかめを頭から被って、もののけのような奇怪な格好をして、夜中に太鼓を打ち鳴らしながら、上杉勢の前に現れたと。これを見た上杉勢は、驚き慌てふためき、「この島には守り神がいるのか?手を出したらやばいのではないか?」と思い、撤退を余儀なくしたと。これによって能登半島は上杉勢の侵攻から免れたと。
この出来事以降、これは氏神の加護によるものとし、名舟大祭の時はいつも地元の人がお面をつけ太鼓を打ち鳴らしながら、神輿の先供に立つのだと。
↑実際の祭りの様子
うーむ、昔の人はもののけを信じたり氏神を信じたりと、信仰心が厚かったのだなぁ…。
道の駅狼煙に着く。バス停小屋があったので、ここを今夜の寝城とする。そういえばもうガス缶の残りが少ないので、近くでガス缶を買えそうなところを探すも、お店がどこにもない。仕方ないので、近くの民家にお邪魔して、200円ほどでガス缶を売ってもらった!コミュニケーション能力大事!笑。イワタニのガス缶だから、結構いいやつだぞ!
今日はパスタを作って食す!